英語を独学で学ぶためには?

独学

松山です。

このブログは留学経験があり、日常会話レベルの英会話については問題なくできる私が、自身で行った独学についての体験とヒントのエントリーです。

留学というのは、様々な面で早々気軽にできるものでは有りません。

費用の面や、あとはやはり異国の地にことばすら満足に話せない状態で行くことに心理的ハードルは高いでしょう。

そこで、独学でもある程度の英語の知識を身に着けておくと、いざ現地に行ったときでも臆すること無く入っていけるようになるはずです。

そこで、今回は私が留学前に行った独学のやり方のヒントについて記載していこうと思います。

英語力向上への道標:独学者のためのレベル別学習法の詳細

あなたは英語を独学で学びたいと思っているけれども、どのように進めていくべきなのか、どんな勉強方法が効果的なのかという点で不安を抱えていませんか?

たくさんの情報があふれている中で、「これが正しい!」と断言できる独学方法を見つけるのは容易ではありません。

そこで独学で効率的に学ぶためのレベル別アプローチや学習のコツを丁寧に説明していく所存です。

その他、英語の学習において非常に大切とされるノートの取り方についても、その要点を分かりやすく解説して参ります。

ですから、「英語をどう勉強したらいいのか」と迷っている方は、この記事をぜひとも参考にしていただき、独学での効率的な英語学習への道を踏み出してください。

独学で英語を学ぶ際に抱えがちな不安や疑問点は多岐にわたります。

「一体、どのくらい勉強すれば実感できるレベルアップを感じることができるのだろうか」「自分のレベルに応じた適切な学習法って何だろう」という疑問は、英語の独学者であれば誰しもが持つものです。

また、「独学での学習では注意すべきポイントがあるはず」と思われるかもしれません。

実は、そういった点も含めて解説していくことが、この記事の目的です。

独学で英語を学ぶという行為は、自分の好きな時間に、好きな場所で、自分のペースで学べるという計り知れない利点がありますが、反面、何から手をつければ良いのか、どう進めていけば良いのかという道しるべのない不安も伴ってきます。

しかし、学習者のレベルに応じた効果的な学習法を知ることで、効率良く英語力を養うことが可能です。

具体的には以下のように進めていけば良いでしょう。

・初級者は、まずは日常会話で使われる基本的な単語を覚えることから始めましょう。

・中級者は、シャドーイングという方法を使い、聞く・話す・読む・書くの4つの英語スキルをバランスよく鍛えていきましょう。

・上級者は、より自然な表現や複雑な文構造を学び、実際のコミュニケーションで使えるように、実践的な練習を積むことが重要です。

英語学習者が目標スコアを達成するための必要勉強時間

英語を習得する道のりは一人ひとり違い、それぞれのスタート地点である現在の能力に応じて目標とする到達点が定められます。

例えば、TOEICなどの英語能力試験では、各々の点数がスキルのレベルを象徴しており、より高いスコアを目指せば目指すほど、そのために費やすべき時間も増加するとされています。

その点において、オックスフォード大学出版局から出されている資料に基づいた、目標スコアに到達するための学習時間の目安を表したデータが存在しています。

それによると、もしいまTOEICで450点のスコアを持っているとして、目指すスコアが750点だとしたら、その差300点を埋めるためにはおよそ700時間の学習が必要だとされています。

TOEICスコアというのは単なる数字ではなく、様々な緒元や実用英会話への応用能力を表現するものです。

もちろん、数字だけでは英語力を全て表すことはできませんが、自身の習熟度を確認しながら独学で英語を学ぶ際の一つの目安にすることはできるでしょう。

その学習においては、スキルレベルに応じた独学法が推奨されています。

具体的には、以下のような段階に分けて進められます。

まず、初級者は語彙力の基礎固めが大切です。

語彙は言語の基盤であり、それを増やすことがコミュニケーション能力を高めるための最初の一歩です。

実際に、国外へ留学する非英語ネイティブの方々には、およそ8,000語ほどの語彙が求められるとも言われています。

次に、中級者に進むと、4技能(読む、聞く、話す、書く)の均衡をとるために、「シャドーイング」と呼ばれる手法が有効です。

これは、ネイティブの発話を耳で聞きながら、同時にそれを真似して話す練習の方法です。

最後に上級者となれば、より実践的な練習に加えて、さらに表現力を磨くための努力が必要です。

現実の様々な状況に即して使える豊かな表現を身につけることで、英語を流ちょうに操る能力が鍛えられます。

これらの方法を用いて、それぞれのレベルにあった効率的な学習を進めることで、英語能力全般の向上を図ることができるでしょう。

英語学習者への進路アドバイス:基礎から上級へとステップアップするための戦略

英語の習得は、一歩ずつ着実に力をつけることが大切です。

例えば、語彙力を増やすには、現実的な目標設定が必要です。

初めから8,000語までの理解を目指すのは非現実的であり、まずは4,000語をマスターするという中級者レベルの目標から始めるべきです。

こうした段階的なアプローチをとることで、英語力は確実に向上していきます。

さて、独学で中級レベルの英語を学ぶ際に推奨される方法として「シャドーイング」という技法があります。

シャドーイングとは、聞いた英語の音声に対して、直後に同じフレーズを声に出して練習する方法です。

音声とテキストを用いて練習することが可能で、テキストを見ながら行うことも、隠して挑戦することもできます。

もっとも、テキストを見ずに練習することでリスニング力が強化され、脳に良い負荷をかけて学習効果を高めることができます。

言語のリズムや発音をマスターしつつ、リスニングとスピーキングのスキルを同時に伸ばす効果が期待できますから、中級者はこの練習法を活用すべきです。

一方、上級レベルの学習者に向けては、実際の会話の場に身を置くことで表現力を磨くことを推奨します。

英会話カフェに足を運ぶのも良いでしょうし、オンラインでの言語交換プラットフォームを活用するのも効果的です。

実践的な場で耳にした新しい表現をノートに記録し、それらを覚えていくことが重要です。

上級者にとっては、スピーキングやリスニングだけでなく、リーディングやライティングの能力もバランス良く強化していくことが、実用的な英語力の習得へと繋がります。

そして、効果的な英語学習を進める上で重要なのが、英語ノートの作り方です。

良く整理された英語ノートは学習効率を向上させるキーアイテムです。

その中でも特に留意すべきポイントは次のとおりです。

まず、英語ノートには日本語をできるだけ書かないようにしましょう。

また、覚えたい表現や役に立つフレーズだけをノートに記入することが重要です。

さらに、将来的な見返しや追加メモを考慮して、適度な余白を残すことも大切です。

これらの工夫によって、目的に合わせた効果的な英語学習が可能になります。

英語学習における効果的なノートの取り方と独学時の修正点

英語を独学する際に重要となるのは、日本語に頼らずに英語そのものに直接向き合う姿勢です。

日本語に対する過度の依存を避けることによって、英語を読む際の理解力を高めることが可能となります。

困難な英文に直面したとしても、すぐさま日本語訳に頼るのではなく、辞書や参考資料を駆使して意味を解き明かすことが重要です。

このようにして一つひとつの英文と真摯に向き合うことで、新たな知識を習得しながら同時に読解力の向上が望めます。

また、日常的に使用するであろう表現や自己表現に不可欠なフレーズなど、実際に使いたいと感じる文言を選択的にノートに記録していくことで、実践的な英会話スキルを育んでいくことが来るでしょう。

無数に存在する英語表現の中から、自分の用途に合ったものだけをセレクトし、理解しやすい英文中心に学習内容を絞り込むことによって、効果的かつ効率的な英語習得へと結びつきます。

一方で、英語ノートを作成する際には、メモや追加情報、自分自身で気づいた点を記述するためのスペースを意識して残すことがコツです。

ノートに書き留めた内容は、そこで完結するのではなく、継続的な見直しを通して更に深く理解を深める材料となります。

そのため、後から加筆や補足ができるように余白を確保しておくと有用です。

記憶しにくい部分には図やイラストを用いることも一つの手段であり、視覚的な記憶の助けとなります。

しかし、独学には孤独感や自己流の間違いに気づきにくいといった弱点も存在します。

そのため、次の三つのポイントに留意する必要があります。

理解できない部分を見過ごさず、必ず解決するよう努力すること。

常に自分自身に「これは英語でどう言うか?」を問いかけ続けること。

記憶に残りやすくするために文章は第一人称の「I」を主語として使うよう心掛けること。

これらの点に注意しながら学習を進めれば、英語の独学でも確かな成果を手にすることができるでしょう。

英会話学習における具体的な疑問解決と翻訳意識の大切さ

学ぶ際に避けて通れないのが疑問点です。

例えば、英語を習得するプロセスにおいて、文法の問題や熟語の意味に行き詰まりを感じた際、そのままではなくなぜそのような答えに至るのか根底から理解することが非常に重要です。

ここで重要なのは、わからないことを放置せずに、自分自身でその答えを求める姿勢を持つことです。

この答えを見つけ出すためには、インターネット上に溢れる語学学習関連のウェブサイトを活用するもの一つの方法です。

当ブログも、そういった独学勉強者に対しての手助けとなるブログサイトにしていくつもりです。

また、もし可能ならば、英語を母国語とする人に直接質問してみるのも大変効果的です。

質問自体が学習の一環となりますので、疑問点に対する答えを手に入れた後に、次のステップへと進むように意識しましょう。

また、英語の自習においては、日々の生活の中で発生するさまざまなシチュエーションで「これを英語でどう表現するのか?」という疑問を常に持ち続けることが重要です。

自分が日本語で何かを述べたとき、その直訳が英語ではどのように表されるのかを想像してみるのです。

たとえば「しらふ」という日本語があったときに、それを英語では“I’m sober.”(私は酔っていない)と表現することができるようになるまで考え抜くことが大切です。

日本語でスラスラと言えても英語ではうまく説明できないことが多々あるため、それを一つずつ英語に翻訳していく訓練を積むことで、英会話力が飛躍的に向上するでしょう。

さらに単語や構文を記憶する際においても、それを主語となる人物を”I”として暗記することが推奨されます。

なぜなら、実際の英会話において、自分自身に関することを述べる際に、“I”という主語を使用する機会が非常に多いからです。

よって“She’s an early bird.”(彼女は早起きです)よりも、その文を“I’m an early bird.”(私は早起きです)として覚えることで、実際の会話中でより自然かつ即座にそのフレーズを使いこなすことができるようになります。

会話とは他者とのコミュニケーションであり、相手の話を聞きながら自分自身のことを伝える必要があるので、そのためには“I”を主語にもつ文を多く覚えることが役立ちます。

特に英語の会話能力を高めたい方は、例文やフレーズに登場する主語を“I”に変えて学習することを心がけましょう。

日本で独学以外で英語力を伸ばす方法の提案

英語の学習において、一人での独学を行うだけではなく、他の様々な手段を通じて英語力を向上させるという選択肢が存在します。

世界には多様な英語学習の方法がありますが、特に効果的な方法を紐解いてみましょう。

日本国内で効率的に英語力を高めていく方法としては、英会話スクールへの通学が挙げられます。

予算や時間の都合に応じて無理なく英語学習に取り組むことができるため、多忙な社会人や学生にも継続しやすい学習法だと言えるでしょう。

英会話スクールを利用する利点としては、計画的なカリキュラムと教師のサポートにより、モチベーションを維持しながら定期的に学習が行えることが挙げられます。

しかし、学習者の個々のニーズに最適なスクールを見つけるのには苦労するかもしれません。

スクール選びでは、そのメリットやデメリットを熟慮し、自身に合った場所を慎重に選択することが重要です。

英語の独学についての議論を終えるにあたり、少しの工夫を凝らすことで、独学による効果が大幅に高まる可能性があることを理解し、ぜひ英語学習におけるご自身の方法を探求していただきたいと思います。

 

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