【英語雑学】明日から使える英語の諺10選

英語雑学

英語の独学において、一人でやるのはどうしても孤独ですし、また文法などの勉強は地道なもので、どうしてもそればかりやっていると飽きてしまいます。

私も独学をしていたときは、この慣れと飽きにかなり悩まされました。

そこで今回は、英語表現での諺10選ということで、日本でもお馴染みの諺を英語で行った場合にどうなるのか。

その文章と、かんたんな解説をしてみましたので、独学の際の一服の清涼剤として楽しんでみていただければと思います。

今後もこういった文法などとは、関係のないちょっとした雑学は定期的に投稿して行きたいと思いますのでお楽しみに。

それでは、10個の諺を順に紹介していくとします。

1. “The early bird catches the worm.”(早起きの鳥は虫を捕らえる)

この諺は、早起きをして物事に取り組むことの重要性を強調しています。

早起きをして行動することで、競争相手よりも先に機会を得ることができるという意味です。

この諺は、怠惰であることの危険性と、勤勉であることの利点を示しています。

日本語のことわざであれば早起きは三文の得といったところでしょうか。

私も常日頃こうありたいと思う諺のひとつです。

2. “Actions speak louder than words.”(行動は言葉よりも雄弁である)

この諺は、言葉だけでなく行動で示すことが重要だというメッセージを伝えています。

誰かが何かを約束したり主張したりすることは簡単ですが、それを実際に行動に移すことはより難しく、また意味があります。

この諺は、行動が言葉よりも信頼できる指標であることを示唆しています。

これほど言うは易し、行うは難しなことはありません。

3. “Don’t judge a book by its cover.”(表紙で本を判断してはいけない)

この諺は、外見だけで人や物事を判断してはいけないという教訓を教えてくれます。

何かの外見や第一印象は、その中身や本質を反映していない場合があります。

この諺は、物事を深く見極めることの重要性を示しており、偏見を持つことの危険性を警告しています。

最近では人間の見た目や思想に関して寛大な社会を、全世界で目指していますが、私自身もこうありたいものですね。

4. “When in Rome, do as the Romans do.”(ローマにいる時は、ローマ人のようにしなさい)

この諺は、新しい環境や文化に適応することの重要性を強調しています。

自分が慣れ親しんだやり方にこだわるのではなく、その土地の習慣や慣習に従うことが賢明だというメッセージが込められています。

この諺は、柔軟性と適応力の必要性を示唆しています。

日本でも有名な諺ですね。日本語であれば郷に入っては郷に従えという言い方がされます。

5. “Two heads are better than one.”(二つの頭は一つよりも優れている)

この諺は、協力とコラボレーションの利点を強調しています。

一人で問題に取り組むよりも、他の人と協力して取り組むことで、より良いアイデアやソリューションが生まれる可能性が高いことを示唆しています。

この諺は、チームワークと多様な視点の重要性を教えてくれます。

日本では人数が増えて3人寄れば文殊の知恵が当てはまるでしょうか。

6. “The grass is always greener on the other side of the fence.”(隣の芝生は常に青く見える)

この諺は、人々が自分の持っているものよりも、他人が持っているものの方が良いと感じる傾向があることを表しています。

日本語でも同じ表現かつ、同じ意味で使いますね。

しかし、実際には、他人の状況も完璧ではなく、自分の状況も思っているほど悪くないかもしれません。

この諺は、満足することと感謝することの重要性を教えてくれます。

7. “Don’t put all your eggs in one basket.”(すべての卵を一つのかごに入れてはいけない)

この諺は、リスク分散の重要性を強調しています。

すべてを一つのことに賭けるのは危険であり、何かがうまくいかなかった場合に大きな損失を被る可能性があります。

代わりに、投資やリソースを分散させることで、リスクを最小限に抑えることができます。

この諺は、慎重な計画と予防措置の必要性を示唆しています。

8. “Every cloud has a silver lining.”(すべての雲には銀の裏地がある)

この諺は、困難な状況や悲しみにも、前向きな側面があることを示唆しています。

日本語で言えば、禍福は糾える縄の如し、または万事塞翁が馬といった言い回しが該当しそうですね。

人生には困難な時期もありますが、それらの経験から学び、成長する機会があります。

この諺は、楽観主義と回復力の重要性を教えてくれます。

9. “Birds of a feather flock together.”(同じ羽の鳥は一緒に群れる)

この諺は、似たような性質や興味を持つ人々が集まる傾向があることを表しています。

日本語で言えば、類は友を呼ぶ同じ穴のムジナと言ったところでしょう。

私たちは、自分と共通点を持つ人々と一緒に過ごすことを好みます。

この諺は、仲間の影響力の強さと、自分が交流する人々を慎重に選ぶことの重要性を示唆しています。

10. “Rome wasn’t built in a day.”(ローマは一日にしてならず)

この諺は、大きな目標や達成には時間がかかることを教えてくれます。

重要なことは一夜にして成し遂げられるわけではなく、忍耐と一貫した努力が必要です。

この諺は、忍耐と粘り強さの重要性を強調し、即時の満足を求めることの愚かさを示唆しています。

個人的な余談ですが、この言葉を聞くと、この言葉をもじった某柔道少女漫画の中に登場するキャラクターの著作『柔の道は一日にしてならずぢゃ』というものを思い出します(笑)

まとめ

いかがでしたでしょうか?

有名なところから、少し聞き慣れないものまで、10の諺を紹介させていただきました。

これらの英語の諺は、日本の諺と同じく、人生のさまざまな側面に関する普遍的な真理と知恵を伝えています。

今回紹介した諺について、私たちに貴重な教訓を与えてくれるということは、日本でも海外でも一緒ということです。

海外でも諺には、長年にわたって受け継がれてきた集団的知恵が詰まっており、私たちの日常生活に今でも当てはまります。

これらの普遍的な教訓を言葉として言い表す文化は万国共通と言えるのでしょう。

諺という知識から英語を学ぶことは、英語学習においてもかなり効果的だと個人的に感じています。

こういう言い回しを把握することで、英語の日常会話医にもバリエーションができ、様々な異国の人とのコミュニケーションにも役立つのは間違い有りません。

結論として、英語の諺も日本の諺と同じく、言語、文化、生活のあらゆる側面に及ぶ豊かな知恵の宝庫です。

英語の諺を学び、理解し、日常生活に取り入れることは、言語スキルの向上だけでなく、人生をより豊かにするための一歩となるでしょう。

今後も面白い英語の言い回しや諺など定期的に更新しますので、ちょっとした骨休めとしてお楽しみいただけると幸いです。

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